約 1,607,845 件
https://w.atwiki.jp/kahluamilk/pages/40.html
Top 用語一覧 クロス クロス 正式にはクロスオーバー。 ある作品のキャラクターが、同じ設定のまま別の作品へ登場すること。 けいおんキャラが別設定の世界に行くクロスや、別作品のキャラが登場するクロス、別世界のキャラをけいおんに置き換えるクロスなど、様々な種類のクロスが存在する。 まだクロスされてない物で好きな作品があれば、是非書いてみることをオススメする。
https://w.atwiki.jp/appli/pages/41.html
Playstationで発売されたペルソナ2罰の外伝にして続編。 ストク様を軸にしたストーリーの方はこの手のものにありがちな適当感漂う作りとなっている。容量制限上、及第点といえよう。前作よりは無理が無いが、原作ほど精緻でもない。キャラクターがあまり生きていないのだ。 ゲームのシステム構成は素晴らしいのひとこと。悪魔、ペルソナなどの豊富なデータ量と緻密なシステムが調和しており、今作も奥深く窮屈さを感じさせない。 多数のペルソナと魔法の組み合わせで活路を切り開いていく姿は原作同様に神秘的な雰囲気をかもし出し、かつプレイヤーに熱を上げさせる為ドラマチックにも映るだろう。やり込み要素としては際限が無いと思われる。 しかしながら、マップの広大さ、トラップの多さ、エンカウント率の高さ、があまりにも苦痛である。前作携帯アプリ"ペルソナ2 罪 ロストメモリーズ"よりもひどくなっており、初代の女神異聞録のマップ移動と同等かそれ以上に手間がかかる。最終ダンジョンは最悪とも呼べる。 RPGマニアか原作への愛が余程強く無い限りはプレイを止めることをおすすめする。少なくとも私は知人にプレイすべきかどうか聞かれたら絶対に止める。 スイッチの多さから作りにくいのか、進行の詳細を記した攻略サイトが無いのも痛い。
https://w.atwiki.jp/persona2tsumi/pages/223.html
名前 LV 消費SP 初期スキル マテリアルカード タロット 主人公 成長タイプ(速度) 力 属性 習得スキル(ランク) 耐性 栄吉 成長タイプ(能力) 体 物理攻撃 リサ レベルアップボーナス 技 物理防御 舞耶 魔晶変化 速 魔法攻撃 ゆきの 変身ペルソナ 運 魔法防御 変異習得スキル 個性 淳 ラクシュミ 64 41 ディアラハンラクカジャ 水蓮の花弁 192 ○ 晩成 41 無 ザンダイン(3)サマリカーム(5)メディアラハン(6)勇奮の舞(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―- 風―- 地―- ○ 魔攻バランスB 46 210 ◎ 体+1 56 220 氷―- 電―- 核―- 光―無 闇―耐 万―- 経―耐 精―耐 ◎ アヴァターラ 53 163 △ LV70剣フツノミタマ 71 163 トラフーリ 賢い ○ ハトホル 55 37 ザンマ - 165 ○ 晩成 44 無 マリンカリン(2)メディラマ(3)ハイプレッシャー(6)エストマ(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―- 風―- 地―- ○ 魔攻バランスB 47 198 ◎ 体+1 51 204 氷―- 電―- 核―- 光―無 闇―無 万―- 経―耐 精―耐 ◎ パトラカード 46 146 △ LV55剣アーサーLV60杯ダグダ 43 150 テトラカーン 賢い ○ イザナミ 51 33 蜃気楼 黄泉の険路 153 ○ 長期成長 33 水 ディアラハン(2)慈愛の祈り(3)フィアトレント(4)天上の舞(6)マハアクダイン(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―無 風―- 地―- ○ 補助A 38 168 ◎ 体+1 56 178 氷―- 電―- 核―- 光―無 闇―無 万―- 経―耐 精―耐 ◎ 犠牲のカード 45 152 △ LV60杯ダグダ 43 159 メディアラハン 賢い ○ パールヴァティ 43 28 ディアラマ - 129 ○ 超晩成 34 水 マハンマ(3)コトルディ(4)リカーム(5)サマカジャ(7)ブフダイン(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―- 風―- 地―- ○ 魔攻バランスB 31 154 ◎ 体+1 43 148 氷―- 電―- 核―- 光―無 闇―弱 万―- 経―耐 精―耐 ◎ ヒットポイントソース 39 120 △ LV50金貨サラスヴァティLV45杯バッカス 36 122 マカカジャ 賢い ○ シフ 34 24 ジオ - 102 ○ 長期成長 29 風 テトラジャ(3)ディアラマ(4)雷の洗礼(5)コトルディ(7)催眠波(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―- 風―無 地―弱 ○ 魔攻バランスA 26 126 ◎ 体+1 30 120 氷―- 電―反 核―- 光―耐 闇―耐 万―- 経―耐 精―耐 ◎ テトラジャカード 33 87 △ LV35金貨エビスLV40剣クー・フーリン 29 88 タルカジャ 賢い ○ テンセンニャンニャン 27 21 九十九針 - 81 ○ 晩成 22 無 メパトラ(3)メディラマ(4)蜃気楼(5)夢見針(6)マリンカリン(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―- 風―- 地―- ○ 魔攻バランスB 20 98 ◎ 体+1 27 94 氷―- 電―- 核―- 光―耐 闇―耐 万―- 経―反 精―反 ◎ メディラマカード 24 75 △ LV30杯ガラハドLV34女教皇シフ 26 77 リカーム 賢い ○
https://w.atwiki.jp/irosumassmk2/pages/432.html
「実在の鉄道なんかいらねぇんだよ!」 概要 プラレール鉄道の通勤型電車。 見た目は南海ラピートそっくりだが塗装が白と青のカラーリングになっていて中間車にワイドドアを装備している。 ワイドドア部分は客の乗車降車が可能になってるギミックがある。 SSにおいてのクロスライナー 敵として登場する。神聖ストラ帝国所属。 全世界の鉄道を廃線にし、スピードジェットやミッキーポッポとプラレール鉄道で占領するのが目的。 補足 色違い品で紅白カラーが存在する。(*1) もともとはセット限定品だったがその後レギュラー品入りを果たした(*2) 技 クロススラッシュ Xの字を打ちながら相手を切り裂く技。速度が速く回避不可能技。 関連 スピードジェット パワーカーゴ ドッグエクスプレス ミッキーポッポ
https://w.atwiki.jp/persona01/pages/127.html
MAGICIAN PRIESTESS EMPRESS EMPEROR HIEROPHANT LOVERS CHARIOT STRENGTH HERMIT FORTUNE JUSTICE HANGEDMAN DEATH TEMPERANCE DEVIL TOWER STAR MOON SUN JUDGEMENT WORLD FOOL
https://w.atwiki.jp/persona3s/pages/17.html
エリア1 タイトル 必要アイテム・ペルソナ 必要AP 獲得可能ペルソナ 1 「マジックハンド」を6体倒せ 6 ピクシー・ヨモツシコメ 2 「狂愛のクピド」を6体倒せ エンジェル 6 ヨモツシコメ 3 「フリルブラウス」を2つ発見せよ ウッドスティック 7 エンジェル 4 「ブラックレイブン」を6体倒せ エンジェル 7 ピクシー 5 「ハンドルアニマル」を3体倒せ ウッドスティック 8 オモイカネ 6 「競技用エペ」を1つ入手せよ ドレスシャツ 8 ヨモツシコメ ボスシャドウ バスタードライブ HP 打 火 氷 雷 風 光 闇 耐 耐 耐 獲得可能ペルソナ キマイラ エリア2 タイトル 必要アイテム・ペルソナ 必要AP 獲得可能ペルソナ 1 「トランスツインズ」を4体倒せ 7 2 「死甲蟲」を4体倒せ ヨモツシコメ 7 3 「競技用エペ」を1つ発見せよ ヨモツシコメ 8 4 「ブラックレイヴン」を6体倒せ ショートボウ 8 5 「ハンドルアニマル」を3体倒せ ショートボウ 9 6 「ガーネット」を1つ発見せよ 競技用エペ 9 オルフェウス(女) 7 「氷と炎のバランサー」を6体倒せ フリルブラウス 9 ボスシャドウ HP 打 火 氷 雷 風 光 闇 獲得可能ペルソナ エリア3 タイトル 必要アイテム・ペルソナ 必要AP 獲得可能ペルソナ 1 「死甲蟲」を5体倒せ 7 2 「ブラックレイヴン」を8体倒せ オルフェウス(女) 7 3 「模造刀」を2つ発見せよ ショートボウ 8 アルプ 4 「ハンドルアニマル」を4体倒せ オルフェウス(女) 8 オルフェウス(女) 5 「炎と氷のバランサー」を8体倒せ 模造刀 9 6 7 8 ボスシャドウ HP 打 火 氷 雷 風 光 闇 獲得可能ペルソナ
https://w.atwiki.jp/personaxpersona/pages/44.html
ペルソナ大全(レベル順)固有(呼び出し不可) レベル1 ペルソナ大全(レベル順) 固有(呼び出し不可) ペルソナ名 アルカナ レベル 性格 得意属性 得意/不得意 斬撃 衝撃 射撃 火炎 氷結 電撃 疾風 念動 核熱 祝福 呪怨 特性 金額 ランスロット 皇帝 / / - - - - - - - - - - - 《》 ¥0 ボールス 法王 / / - - - - - - - - - - - 《》 ¥0 パーシヴァル 戦車 / / - - - - - - - - - - - 《》 ¥0 ガレス 正義 / / - - - - - - - - - - - 《》 ¥0 ケイ 隠者 / / - - - - - - - - - - - 《》 ¥0 モルドレッド 運命 / / - - - - - - - - - - - 《》 ¥0 レベル1 ペルソナ名 アルカナ レベル 性格 得意属性 得意/不得意 斬撃 衝撃 射撃 火炎 氷結 電撃 疾風 念動 核熱 祝福 呪怨 特性 金額 アルトリウス 愚者 1 陽気 斬撃/祝福 《力》/《運》 耐性 - - 弱点 - - - - - 耐性 弱点 《星の剣の導き》 ¥0
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/549.html
Episode6 『女帝と皇帝』 翌日 ---基地内廊下--- エーリカ「なんか面白いことないかな~」 エーリカ「おろ?」 バルコニーに一人たたずむサーニャを発見した。 エーリカ「さぁーにゃぁ!」ガバッ 後ろから飛びつくエーリカ。 サーニャ「きゃっ!ハ、ハルトマンさん・・・?」 エーリカ「どったのサーニャ、こんなとこで?」 サーニャ「いえ・・・その・・・」 エーリカ「悩みがあるなら話してみなよ、相談、乗るからさ。」 サーニャ「はい・・・実は・・・」 サーニャは先日の事を気にしていた。 自分の撃った弾がネウロイに当たらなかった事だ。しかも今回をあわせて2回も。 エーリカ「なるほどね・・・」 サーニャ「確かに命中しているはずなのにネウロイの体を通り抜けてしまって・・・」 サーニャ「俺さんとリーネさんの攻撃は当たるのにどうして私だけ・・・」 エーリカ「うーん・・・でもこの前はあたしも撃ったけど当たんなかったんだよね。」 サーニャ「でも、俺さんや芳佳ちゃんやリーネさんはどうして当てられるんでしょう・・・?」 エーリカ「なんでだろうね。まぁ、少なくとも宮藤はネウロイの力を持ってるからかもしれないねぇ~。」 サーニャ「はぁ・・・」 エーリカ「あんまり深く悩まないほうがいいよ、普段はちゃんと当たってるんだから。」 エーリカ「それに、いつか当てられるときが来るかも知んないしね!」 サーニャ「・・・そうですね、悩んでもしょうがないですよね。」ニコ エーリカ「そうそう、サーニャはそうやって笑ってるのが一番だよ!」 サーニャ「・・・・・///」 エーリカ「あ、照れた。かわいいな~。」 サーニャ「あ・・・あのハルトマンさん、相談にのってくれてありがとうございました///」 エーリカ「あーそのハルトマンさんってのなんとなく堅っ苦しいからやめない?付き合い長いんだし、わたしのことはエーリカでいいよ。」 サーニャ「は・・・はい。え・・・エーリカさん・・・」 エーリカ「う~ん、まあ及第点かな。今はよしとしよう、うん。」 エーリカ「じゃねーサーニャ!」タッタッタ エーリカは疾風のような疾さでどこかへ行ってしまった。 サーニャ「ほんと・・・おかしな人・・・」クスッ エーリカのおかげでサーニャの肩からいつの間にか重石が取り除かれていた。 サーニャ(ありがとう、エーリカさん。) ---基地内廊下--- 芳佳「あ、サーニャちゃん!」 サーニャ「芳佳ちゃん、それにリーネさんも。」 リーネ「私たち、今からお茶にしようと思うんだけど・・・」 芳佳「よかったらサーニャちゃんも一緒にどう?」 サーニャ「私もいいの?」 リーネ「もちろん!」ニコ サーニャ「ありがとう。あの・・・エイラも誘っていい・・・?」 芳佳「うん、いいよ!それじゃあ私たち先にバルコニーで準備してるね。」 サーニャ「うん。じゃあまた後でね。」タッタッタ 芳佳「なんだかサーニャちゃん前より明るくなった気がするね。」 リーネ「うん、私もそう思う。」 ---基地内バルコニー--- バルコニーにはサーニャとエイラを含め宮藤、リーネ、ペリーヌが集まっていた。 お茶にはリーネが入れた紅茶を。お菓子にはペリーヌの作ったタルトが振舞われていた。 サーニャ「このタルト・・・おいしい・・・」 ペリーヌ「当然ですわ!わたくしが腕によりをかけて作りましたのよ。」 エイラ「ふ~ん、ツンツンメガネにしてはなかなか上出来ダナ。ま、サーニャの作ったお菓子のほうがおいしいけどナ。」 ペリーヌ「あなたという人は・・・もっと素直にほめられませんの!?」 リーネ「ほんと・・・おいしい・・・」 芳佳「リンゴってこういう風にも使えるんだ・・・」 サーニャ「あの、ペリーヌさん。」 ペリーヌ「なんですの、サーニャさん?」 サーニャ「今度、このタルトの作り方、教えてもらってもいいですか?」 ペリーヌ「え・・・ええ、もちろんよろしくってよ!」 サーニャ「ありがとう、ペリーヌさん。」ニコ エイラ「ついでだから私も教えてもらうかナ。」 ペリーヌ「あなたもですの?ま、いいですわ。」 そのころ、俺はスイーツ不足で死に掛けていた。 俺「あぁ・・・だめだ・・・このままじゃ定期的にお菓子を食べないと死ぬ病で・・・うん?」スンスン 俺「こ・・・この匂いは・・・!!」ダッ 急いで駆け出しバルコニーへと向かう。 俺「あ、あれはあああああああ!!」 ペリーヌ「何事ですの!?」 サーニャ「俺さん!?」 俺がすごい勢いで駆け寄ってくる。 俺「そ・・・そのタルトは誰がつくったんスか・・・?」 芳佳「これは、ペリーヌさんが作ってくれたんですよ。」 俺「そ、それを・・・それを一切れいただけないだろうか・・・」 サーニャ「ペリーヌさんいいですか?」 ペリーヌ「え、ええ。よろしくってよ・・・」 サーニャが切り分けて俺の前に差し出す。 サーニャ「俺さん、どうぞ。」 俺「ありがてぇ・・・ありがてぇ・・・!」 俺「では、いただきます。」パク 一口食べる。次の瞬間。 俺「う・・・」 ペリーヌ「う?」 俺「うますぎるっ!」 俺「このタルトのサクサク感といい、リンゴの甘酸っぱさといい最高だ!」 俺「ありがとうございますっス、クロステルマン中尉!おかげで命拾いしました。」 ペリーヌ「そんな大げさな・・・」 俺「いえ、俺、定期的にお菓子食べないと禁断症状を起こしちゃうんです。」 エイラ「呪われてんのかお前・・・」 ペリーヌ「そういうことですの・・・」 俺「ほんと助かりました、ありがとうっス。」 俺「サーニャさんもわざわざ切り分けてくれてありがとうございますっス。」 サーニャ「い、いいえ・・・」 俺「あの、も一つもらっていいっスか?」 ペリーヌ「ええ、まだありますから・・・」 俺「ありがとうございます!」 芳佳「私たちもお茶の続きしよう?」 リーネ「そうだね。」 サーニャ「パク・・・おいしい・・・」 エイラ「よかったナ、サーニャ。」 俺「あ、そうそう。もしかしてこのお茶会ってまたやるんスか?」 芳佳「はい、時間があればまたやりますよ。」 俺「じゃあ、次のお茶会のときは俺がお菓子作るっス!」ムフー! サーニャ「俺さん、お菓子作れるんですか?」 俺「はっはっは!これでも昔はスイーツマスターの称号を近所のおばさんからもらってたくらいっスからね。自信はあるっス!」 エイラ「どんだけローカルな称号なんダヨ・・・」 俺「マスターの俺に作れないお菓子はないっス!」エッヘン リーネ「ほんとうですか?楽しみだね芳佳ちゃん!」 芳佳「うん!」 ペリーヌ「なかなか楽しみですわね。殿方が作るお菓子だなんて。」 俺「期待してくださいっス。飛びっきりのお菓子つくるっスからね!」 数日後 ---基地内調理室--- 俺「とは言ったものの、何を作ろうか・・・」 あれから数日後またお茶会が開かれることになった。 なんでも今度は隊員全員が参加するそうだ。 俺「ケーキか?はたまた扶桑の煎餅とか・・・いや・・・やっぱ紅茶に会うもんじゃないとな・・・」 サーニャ「俺さん・・・」 後ろを見るとそこにはサーニャがいた。 俺「どうしたっスか、サーニャさん?」 サーニャ「あの・・・何か手伝うことあったらって思って。」 俺「手伝うことっスか・・・うーん・・・あ、そうだ、サーニャさんは何か食べたいお菓子とかありますか?」 サーニャ「食べたいお菓子ですか・・・えっと・・・」 俺「具体的でなくても、こんな味がいいとか・・・」 サーニャ「そうですね・・・それなら・・・ちょっとビターな感じだけど甘いお菓子が・・・」 俺「ビターで・・・甘い・・・」 俺「そうだ!!」 サーニャ「?」 俺「へっへー、ならティラミスをつくるっス!」ニッ サーニャ「ティラミス?」 俺「そうっス!あ、ちょっと手伝ってもらっていいっスか?」 サーニャ「は・・・はい!」 俺「えっとじゃあ・・・」 サーニャは俺のお菓子作りを手伝うことになった。 そして・・・ 俺「できた!」 そこには12人分のティラミスが完成していた。 俺「いや~サーニャさんが手伝ってくれたおかげで、思ったより早く完成したっス!ありがとう、サーニャさん!」 サーニャ「いえ、どういたして。」ニコ 俺(やっぱ・・・かわいいな・・・///) サーニャ「俺さん?」 俺「へ?あ、ああ。ちょっとボーっとしてたっス。じゃあ、これもってきましょうか。」 サーニャ「はい。」 ---基地内バルコニー--- ルッキーニ「きたー!」 エーリカ「おそーい!」 エイラ「サーニャ!どこいってたんだヨ、さがしたんだゾ!」 サーニャ「ごめんエイラ。俺さんを手伝ってたの。」 エイラ「なんだ、そうだったのカ。なんにせよ良かっタ・・・」 エイラ(でも何で俺が一緒に・・・)ムスッ ミーナ「あら、そのお菓子は?」 俺「はいっス。今日はティラミスを作ってみたっス。」 坂本「ちらみす?」 芳佳「ティラミスです、坂本さん。」 坂本「ふむ・・・扶桑以外の菓子はあまり詳しくないからな・・・」 ひと通り皆の前にティラミスがいきわたる。 俺「どうぞ、召し上がってくださいっス。」 全員「いただきまーす。」 ペリーヌ「これは・・・なかなか・・・」パク 俺「どうっスか?うまいでしょ?」 ゲルト「ああ、俺でもこんなうまいのが作れるんだな。クリスにも食べさせたいくらいだ。」 エーリカ「うまー!」 エイラ「サーニャが手伝ったんだから当然ダ!」 ルッキーニ「おいしー!」 シャーリー「あ、ルッキーニ口についてるぞ。ほらこっち向いて。」フキフキ ルッキーニ「ん・・・ありがと、シャーリー!」 サーニャ「おいしい・・・」 俺「気に入ってもらえてよかったっス!」ニッ サーニャ「は・・・はい///」 俺「? 顔赤いっスけど、大丈夫っスか?」 サーニャ「え?あ、はい・・・大丈夫・・・です・・・///」 俺「そっスか?あ、もしよかったらまた作るっスね!」 サーニャ「はい。」ニコ エーリカ「なーんかあの2人いい雰囲気だよね~」パクパク ゲルト「そうなのか?私にはいつもどおりに見えるが。あむっ。」モグモグ エーリカ「はぁ・・・」 ゲルト「?」モグモグゴックン それからまた何日かが過ぎた・・・ ---俺の部屋--- 深夜0 00 俺「う・・・ん・・・」 また深夜に目覚めた。外の月が俺の部屋を照らす。 アニマ「あ、おはよう・・・じゃないか、こんばんわ。」 俺「またお前か・・・」 アニマ「つめたいなぁ。そろそろ僕が来る意味わかったよね?」 俺「また試練なんだろ・・・」 アニマ「その通り。しかも、今回は一体だけじゃないみたいだ。」 俺「あんな厄介なのがたくさん来るのか?冗談じゃない・・・」 アニマ「う~んでも、僕にはどうしようもないんだよね。」 俺「今度はどんな奴が来るのか教えてくれないのか?」 アニマ「それは会ってのお楽しみ。ま、何体来るのかは教えてあげられるけど。」 俺「いくつだ・・・?」 アニマ「今回は2体・・・だね。」 俺「2体・・・か・・・まぁ、なんとかしてみせるさ。」 アニマ「たのもしいね。僕、君のこと気に入ったよ。ねえ、僕と友達になってくれないかい?」 俺「急になんだ・・・」 アニマ「僕、実は友達いないんだよね。だから寂しいんだ。」 アニマ「君に知らせるときにしかこれないけど、どうかな?なってくれる?」 俺「別に増えて困るもんじゃないし・・・いいよ、アニマ。」 アニマ「本当に!?うれしいな。じゃあこれは僕からの親愛の証だ。」 俺「?・・・なんだこれ?」 渡されたのは鍵のようなものだった。 それには『Memento mori』と彫られている。 アニマ「それはいつか君の役に立つはずだよ。」 俺「いつかって・・・いつだよ・・・」 アニマ「それは君が『答え』にたどり着いたときさ。それじゃあね、僕の大切な友達・・・」スー… そういい残し、アニマは消えてしまった。 月はまもなく満月になりそうだった。 ---ブリーフィングルーム--- ミーナ「では、ブリーフィングを始めます。」 ミーナ「今日は先日バルト海海上に現われた、あのネウロイを討伐します。」 実は昨日、以前ロマーニャに現われたものに似た塔のようなネウロイが出現していた。 ネウロイは一向に動く気配を見せず、その場で停滞したままだった。 幸い、コアの位置は前回ほど高くはないためストライカーでも十分到達可能な高度だった。 ミーナ「作戦の決行は今夜、全員で討伐に当たります。ですので・・・」 坂本「お前達は寝ろ!」 夜―出発前― ---食堂--- コトッ 俺「これは?」 リーネ「ジンジャーティーです。空の上は冷えますから・・・」 俺「なるほど・・・」 芳佳「今回もリーネちゃんのお家の方からブルーベリーを送っていただきました。皆さん召し上がってください。」 俺「ブルーベリーもあるんですか。ならこんどはこれでパイでも焼いてみましょうか。」 芳佳「わー!楽しみです!」 俺「そのまえに、ネウロイをやっつけないとっスね!」 ルッキーニ「ねぇねぇ、シャーリー、芳佳、俺、べーして、べー。」 シャーリー&芳佳&俺「べー」 4人「ぎゃははははははははははは!!」 坂本「こらこらお前達、ほどほどにしろよ?」 4人「はーい。」 ---バルト海上空--- サーニャ「いました、敵、依然停滞中です。」ブロロロロ ミーナ「了解。全機、フォーメーション・アルファ!」 全員「了解!」 それぞれが配置につく。 ミーナ「やっぱり少し高いわね・・・」 上昇するが一向にコアが見えない。 ミーナ「俺さん、魔眼でコアは見えるかしら?」 俺「はいっス。どうやら装甲で閉ざされちゃってるみたいっス。位置まではさほど遠くないかと。」 ミーナ「了解。位置に到達したら報告してください。」 俺「あ、そこです!」 俺が咄嗟に指を指す。 ミーナ「そこね!全機、攻撃開始!」 全員「了解!」 攻撃を開始するとネウロイも反撃のためビットからビームを放つ。 俺「これじゃ発射タイミングわかっても指示しきれない・・・」 ミーナ「大丈夫よ俺さん。みんな、たくさんの戦いを乗り越えてきてるんだから!皆を信じて!」 俺「そうっスね・・・ウィルコ!」 ミーナ「トゥルーデ、フラウ!あなた達でコアを叩いて!残りはネウロイのビットを掃討します!」 全員「了解!!」 ゲルト「うおおおおおおおりゃあああああぁぁぁ!!」バラララララララララ!! エーリカ「いくよ!シュトゥルム!!」ギュオオオオオオオン!! 二人の攻撃が着々とネウロイの装甲を削る。 エイラ「サーニャいくゾ!」 サーニャ「うん!」 サーニャにぴったりとくっつき、エイラが未来予知でビットが一列に並ぶ瞬間を予測する。 エイラ「いまダ!」 サーニャ「おねがい!!」バシュ! ズドドドドドドドド と一撃で多数のビットが破壊される。 その光景は爽快の一言に尽きる。 芳佳「リーネちゃん!あぶない!」 芳佳は赤いシールドを張り、リーネをビットの特攻から守る。 リーネ「ありがとう、芳香ちゃん!」 芳佳「うん!さあ、がんばろう!」 リーネ「うん!」 シャーリー「いっけええええ!ルッキーニ!!」ビュン! シャーリーは固有魔法の超加速を用い、ルッキーニをカタパルトのように射出する。 ルッキーニ「どっかーーーーん!」ズドドドドドドォォォ!! ルッキーニの多重シールドがネウロイを次々と貫く。 俺「すごい・・・こんな連携が出来るのか・・・」 ペリーヌ「トネェェェール!!」バリバリバリ ペリーヌの放った電撃はビットを粉々に砕く。 ペリーヌ「感心してる場合ではなくってよ!」 俺「そうっスね・・・俺も負けてられない!」 俺「スルト!!」 今までの何倍もの量の炎が刀に纏われる。 スカアハの力の恩恵だ。 ペリーヌ「何ですのこの量は!?」 俺「薙ぎ払え!!」ゴオォォォォ 横一閃。異常なまでにリーチが伸びた刀によりビットが攻撃され、次々に灰燼に帰す。 シャーリー「なんかあいつまた強くなってるぞ!」 ルッキーニ「すごー!」 そのころゲルトたちがコアを完全に露出させていた。 ゲルト「フラウ!今日はお前に譲ってやる!」 エーリカ「そりゃどうも!シュトゥルム!!!」 大気を操り風を纏う。そのままコアへと突撃し・・・ パリーン・・・ という音と共にネウロイが花びらのように散る。 各々が今日の勝利に喜び合う。 が・・・ 深夜0 00 俺 サーニャ「!?」 突然2人の魔導針が赤色に変わる。 ミーナ「どうしましたか、2人とも?」 俺「全員!上空に向けてシールドを張って!!」 ゲルト「どういうことだ?」 俺「いいからはやく!!」 言われるがままに全員がシールドを張る。次の瞬間・・・ ビュンビュンビュンビュンビュン!! とネウロイのビームが雨霰と降り注ぐ。 ミーナ「グッ・・・なんなの・・・これは・・・」 リーネ「いったいどこから・・・」 一度ネウロイの攻撃が止む。 俺「あそこっス!!」 月をバックに2体のネウロイがそこにいた。 一体は王冠のようなものをかぶった姿。もう一体は女王のような姿をしていた。 どちらも人間より少し大きいぐらいの大きさだ。 エイラ「あれって・・・」 そうこうしているうちに次の攻撃のためネウロイはエネルギーを溜めていた。 俺「第二波、くるっス!」 ミーナ「全機、ブレイク(散開)!!」 次々と散開し、ネウロイの攻撃を避ける。 ミーナ「敵は2体・・・俺さん、コアを持っているほうは・・・」 俺「それが・・・どっちもっス・・・」 ミーナ「なんですって!?」 今までこんなことはなかった。コアを持ったネウロイが2体も同じ日に出るとは。 しかも先ほどのネウロイをあわせれば3体だ。 ミーナ「困ったわね・・・2体同時となると・・・」 俺「隊長、おそらくあのネウロイは攻撃しても銃撃が当たらないと思います。」 ミーナ「それはどういうこと?」 俺「理由はわからないっス・・・一度攻撃してみれば分かるはずっス。」 ミーナ「?・・・まぁいいわ、全機ズーム!あの2体のネウロイを叩きます!」 全員「了解!」 エイラ「くらエ!!」ガガガガガガガ しかし、俺が言ったように弾はネウロイの体を通り抜ける。 エイラ「マジかヨ・・・」 ペリーヌ「トネール!」バリバリバリ 電撃もまるで意味がなかった。 ペリーヌ「なんなんですの!?」 芳佳「やああああああああ!!」ガガガガガガガ しかし、宮藤は違った。 宮藤の弾丸だけは確実にネウロイを捕らえ、装甲をえぐる。 ゲルト「どうして宮藤だけ・・・」 そう言ってるとネウロイが動き始める。 すぐさま女王のようなネウロイがミーナの近くへと降り立つ。 俺「隊長!!」 ミーナ「くっ・・・一か八か・・・はああああああああ!!」ガガガガガ!! グオオオオオオオ!! ミーナの放った弾丸はなんとネウロイに当たったのだ。 ミーナ「やった!」 俺「どうしてだ・・・?」 女王ネウロイは一時離脱した。 その頃宮藤たちは王型ネウロイを攻撃する。 芳佳「やああああああ!!」シュンシュン!! 宮藤のビームがネウロイの装甲を大きくを抉る。 そしてコアが見えた。 リーネ「芳佳ちゃん!」 芳佳「うん!」 芳佳 リーネ「いっけえええええ!」ダンッ!/シュン! 2人が同時に攻撃する、しかしネウロイのコアは傷一つつかなかった。 芳佳「そんな・・・」 リーネ「どうして・・・」 それを見ていた俺が何かに気づく。 俺(もしかして・・・) 俺「隊長!俺とロッテを組んでください!」 ミーナ「え?」 俺「俺があの女王みたいな奴の装甲を剥ぎます、コアが出たら、隊長が攻撃してくださいっス!」 ミーナ「わ・・・わかったわ!」 俺「いくっスよ!!」ブロロロロロ しばらく追いかけているうちに2人が女王ネウロイの後ろをとる。 俺「よし・・・!」 しかし、少しばかりネウロイの動きが早い。 俺「この・・・ちょっと止まれっ!」ガガガガガガ 銃撃がヒットし、少し速度が遅くなる。 ミーナ(俺さんの攻撃も当たるのね・・・) 俺「いくぞ!」 抜刀し、女王ネウロイへと迫る。 その間に彼は切先に魔力を集中させる。 俺「雲耀!!もどき・・・」ボソッ ズガアアァァァァァァ グオオオオオオオオオ!! 雲耀もどきによって激しく装甲を散らす女王ネウロイ。 ミーナ「すごい・・・」 よく見ればコアが露出している。 俺「今っス!隊長!!」 ミーナ「当たって!!」ガガガガガガガガガガ!! パリーン・・・ ミーナの攻撃は見事に命中し、コアが砕け散る。 俺「やりましたね、ミーナ隊長!」 ミーナ「ええ・・・久々に撃墜した気がするわ・・・」ハァハァ… 俺「大丈夫っスか?隊長?」 ミーナ「ええ・・・大丈夫・・・よ・・・」フラ… 俺「うおっと!」 急いでミーナに肩を貸す。 俺「全然大丈夫じゃないんですが・・・」 ミーナ「ごめんなさい・・・少し気張りすぎたようね・・・」 ミーナはすでに魔力が少しずつだが衰えはじめていた。 飛ぶことが出来なくなるのも、時間の問題だ。 俺「バルクホルン大尉!」 ゲルト「なんだ!?」 俺「ミーナ隊長をつれて、先に帰投して欲しいっス。俺はあのネウロイを落とします。」 ゲルト「お前も攻撃を当てられるのか?」 俺「はい!」 ゲルト「わかった、頼んだぞ!」 俺「はいっス!!」 俺は残る王型ネウロイへと向かう。 俺「しかし・・・俺と宮藤さんの以外の攻撃が当たらないとなると・・・」 俺「うん?」 俺は宮藤の背中の刀の存在に気づく。 俺「宮藤さんその刀は?」 芳佳「へ?これは、坂本さんのです!」 宮藤は攻撃を当てようと必死だった。 俺(ということは・・・) 俺「宮藤さん、銃じゃなくて、その刀で攻撃してください。」 宮藤「え・・・でも・・・」 俺「たぶんその刀じゃないとネウロイのコアは砕けないっス。だから、お願いします。」 宮藤「よくわからないけど・・・やってみます!」 俺「よし、それじゃあ俺が装甲を削ります!宮藤さんはそれに続いて刀で攻撃してくださいっス!!」 宮藤「はい!」 2人が急速にネウロイへと接近する。 俺「あたれッ!」ガガガガガガガガガ 装甲は銃でも十分に削れた。しかし、コアまでいまひとつ届かない。 芳佳「なら私が!いって!!」シュンシュン!! 放ったビームは再び装甲を抉る。そしてコアが見えた。 俺「すごい・・・じゃない、宮藤さん!今っス!!」 芳佳「はい!力を貸してください・・・坂本さん・・・」スーッ・・・ ---基地内バルコニー--- 坂本が宮藤に応えるかのようにバルコニーへ飛び出していた。 坂本「いくぞ・・・宮藤!」 ---バルト海上空--- 烈風丸を鞘から抜き宮藤が意識を集中する。 そして・・・ 芳佳 坂本「烈ッ風斬ッ!!」ズオオオオオオ!! 振り下ろした刃には大量の赤色の魔力が纏われていた。 そしてネウロイのコアを一撃の下に粉砕する。 パリーン・・・ 芳佳「やった・・・やりました、俺さん!!」 俺「ナイスです、宮藤さん!」グッ! 親指を立て彼女の健闘を讃える。 周りから仲間達が駆け寄る。 リーネ「すごかったよ!芳佳ちゃん!!」 ペリーヌ「まさか坂本少佐の技を使うだなんて・・・」 エーリカ「やるねー宮藤!」 サーニャ「芳佳ちゃん・・・すごい・・・」 エイラ「やるじゃないか、ミヤフジ。」 周りの皆が芳佳を讃える。 宮藤「ありがとう、みんな。でも、今回は坂本さんのおかげだよ。」 宮藤(ありがとう・・・坂本さん・・・) 烈風丸を見つめ、心の中で宮藤はそう語りかけた。 続き→ペルソナ7
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/2242.html
未投下 前へ 目次へ戻る Episode 23 『エピローグ』 「サーニャ・・・」 この声・・・ 「ごめん・・・俺、また約束破っちゃったっス・・・」 約束・・・? 「本当はずっと、君と一緒にいたかったけど・・・やっぱ無理だったみたいっス・・・」 どうして・・・?嫌・・・側にいて・・・ 「どうか、幸せになってください・・・君のこれからが、きっと幸せであるように祈ってるっス・・・」 待って・・・行かないで!お願い!! 「さようなら・・・」 ---サーニャ&エイラの部屋--- サーニャ「待って!」ガバッ エイラ「う・・・んぅ・・・どうしタ・・・?サーニャ・・・?」コシコシ サーニャ「エイラ・・・」 エイラ「大丈夫カ?顔色よくないみたいだゾ・・・?」 サーニャ「ううん・・・なんでも・・・ない・・・」 エイラ「そうカ・・・?ならいいけど・・・って、そろそろご飯の時間ダナ。サーニャ、起きれるカ?」 サーニャ「うん・・・」 サーニャ(今の男の人・・・なんでだろう・・・すごく、胸が苦しい・・・) ---基地内食堂--- 芳佳「あ、サーニャちゃん早起きだね!おはよう!」 サーニャ「うん・・・」 エイラ「ワタシを無視スンナ~!」 芳佳「あはは・・・ごめんなさい・・・それより、サーニャちゃん、元気ないみたいだけど大丈夫?」 サーニャ「えっ?うん・・・平気よ。ありがとう、芳佳ちゃん。」ニコ 芳佳「う、うん・・・あ、じゃあこれご飯ね。」コトッ サーニャとエイラが席へと突く。 ルッキーニ「おっはよー!サーニャ!エイラ!」 シャーリー「おーっす。お、今日は早いな、サーニャ。」 サーニャ「ちょっと、早く目が覚めちゃって・・・」 シャーリー「そっか。なんにせよ、みんなでご飯食えるならそれに越したことはないな!」 ルッキーニ「にひ~・・・それっ!」モニュ サーニャ「ひぁっ!」 ルッキーニ「なるほど~ペリーヌよりはおっきいかな~・・・でも~残念賞~」ムニムニ サーニャ「あっ・・・はぅ・・・///」 エイラ「あ!コラ!サーニャになにすんダー!!」 ルッキーニ「エイラが怒った~」タッタッタ エイラ「待テー!」タッタッタ 坂本「こらこら、食事中だぞ、お前たち。」 ペリーヌ「まったく、成長がない方達ですこと・・・」 ルッキーニ&エイラ「うっさい、ツンツンメガネ。」 ペリーヌ「な!なんですって!?ぐぬぬぬぬ・・・」 坂本「ペリーヌ・・・」 シャーリー「あはは・・・ごめんな、サーニャ。14だけどあいつ、まだ母親が恋しいんだよ・・・」 サーニャ「14・・・?ルッキーニちゃん、15歳じゃありませんでしたか・・・?」 シャーリー「あれ?そうだっけ?だって今日は4月・・・あれ・・・?」 食堂の柱にかかったカレンダーを見るシャーリー。しかし、日付に違和感を覚える。 シャーリー「2月・・・?しかも1947年・・・?なぁ、ミーナ隊長。このカレンダーおかしくないか?」 ミーナ「え・・・えぇ・・・そうね・・・」 ゲルト「どうしたミーナ?難しい顔をして・・・」 ミーナ「いえ・・・大丈夫よ・・・シャーリーさんのことは後で話があるからその時にね・・・」 シャーリー「? そっか・・・了解。」 エーリカ「・・・?」 ---ブリーフィングルーム--- ウィッチたちが集められ、ブリーフィングが始まる。 ミーナ「皆さん、おはようございます・・・」 芳佳「ミーナ隊長、まだ難しい顔してるね・・・」ヒソヒソ リーネ「うん・・・どうしたんだろう・・・」ヒソヒソ ミーナ「みんな・・・今から私がいう事を、どうか落ち着いて聞いてほしいの・・・」 エーリカ「どうしたのさ、改まって?」 ミーナ「今朝、上層部から連絡が入ってね・・・その・・・」 ミーナ「ネウロイが・・・消えたのよ・・・」 ゲルト「ネウロイが・・・消えた・・・!?」 坂本「どういうことだ!ミーナ!?」 ミーナ「落ち着いて頂戴・・・私だって信じられなかったわよ。でも、各国の上空に出現していたはずの巣が、消えたらしいのよ・・・」 ペリーヌ「それは、全部消えたんですの・・・?」 ミーナ「ええ。突然、それも綺麗さっぱりね・・・これを見て。」 ミーナが取り出したのは今朝の新聞。見出しには『ネウロイ消滅』の文字。 ミーナ「それと、おかしなことがもう一つ・・・今日の日付を見て・・・」 ミーナが指を指した新聞の日付の部分には1947年2月1日と書かれている。 シャーリー「おかしいな・・・だって、昨日は1946年の4月だったはずだろ?」 ミーナ「ええ・・・分からないことばかりだわ・・・」 サーニャ「・・・・・」 ネウロイの消滅。本来ならば喜ぶべきことである筈なのに、彼女たちは素直に喜ぶことができなかった。 心に何かが引っ掛かる。何か大切なことを忘れている気がする。そんな気がしてならなかった。 ミーナ「・・・とにかく、あと2週間はまだネウロイが現れる可能性を考慮して、皆さんにはここに滞在してもらうことになっています。いいですね?」 全員『了解。』 ―――――――――― ――――――― ―――― その後、毎日哨戒に出ようにも、ネウロイは結局のところ一機たりとも現れることがなかった。 各国のメディアでは連日ネウロイ消滅のニュースが流れ、世界中が大騒ぎしていた。 そして、二週間後。ストライクウィッチーズはこの日をもって解散することとなった。 皆が、最後に思い思いの時間を過ごす。 ---エーリカ&ゲルトの部屋--- エーリカ「ふぃ~・・・おわったー!」 ゲルト「ようやく片付いたな・・・こうしてみると、この部屋も案外広かったのだな。」 エーリカ「そだね~」 ゲルト「そだね~、ではない。お前が普段から片づけていればこんなに苦労することは・・・」 エーリカ「はいはい。お説教は後で聞きますよ~。じゃね~」タッタッタ ゲルト「待て!どこへ行く!おい、ハルトマン!・・・まったく・・・変わらんな・・・ん?」 床に、エーリカがしまい忘れた写真立てが転がっていた。 ゲルト「ちゃんと片づけられて無いではないか・・・しかもすごい埃だ・・・ふっ!」 息を吹きかけ、ひとしきり埃を払う。 ゲルト(これは・・・みんなで撮った写真か・・・?こんなもの、いつ・・・) 写真には、こちらを向いて笑いかける皆の姿が写っていた。その中にゲルトは一つの異変を見つける。 ゲルト「! これは・・・」 ---芳佳&ペリーヌ&リーネの部屋--- リーネ「なんだか・・・寂しいね・・・」 芳佳「うん・・・感覚はまだ2、3週間しか過ごしてない感じなのに・・・もう、一年も経っちゃってたなんて・・・」 ペリーヌ「ほら、準備ができたなら行きますわよ。」 芳佳「ペリーヌさん、もう少し名残惜しさとかないんですか?」 ペリーヌ「わ、私にだってそれくらい・・・だって・・・少佐ともうお別れしてしまうんですわよ・・・あぁ・・・少佐・・・」ブツブツ リーネ「あはは・・・あ、そういえば一つ気になってたことがあるんだけど・・・」 ペリーヌ「なんですの?」 リーネ「ほら、芳佳ちゃんもペリーヌさんも、あと、私も。ずっと、このリボンしてますよね?」 指を指すのは腕に巻いたリボン。皆、習慣づいたようにいつもこのリボンを巻いていた。 ペリーヌ「そういえば・・・そうですわね・・・」 芳佳「当たり前のようにしてたから、全然気にもしてなかった・・・」 リーネ「なんだろうね、これ・・・みんなしてるから、きっと、大切なものなんだと思うけど・・・」 3人「う~ん・・・」 タッタッタッタ ふと廊下を、だれかが走り去る。 リーネ「あ、今のって・・・」 芳佳「バルクホルンさーん!なにしてるんですか~?」 ゲルト「! 宮藤か!ちょうどいい!」クルッ 踵を返してゲルトが急いで戻ってきた。 芳佳「え?何がですか?」 ゲルト「これを・・・この写真を見てくれ!お前たち二人も!」 リーネ&ペリーヌ「え?は、はい・・・」 3人がゲルトの手に持つ写真を見る。そして、気づく。 芳佳「!」 リーネ「これ・・・この人って・・・」 ペリーヌ「そうですわ・・・このリボン・・・確か・・・!」 ---基地内ハンガー--- カチャカチャ シャーリー「・・・うっし。これでよしっと。」 ルッキーニ「シャーリー、終わった?」 シャーリー「ああ。これでいつでも飛べるぞ。」 愛機の飛行機であるグラマラス・シャーリー号の整備を終え、片づけを始めるシャーリー。 シャーリー「あれ・・・そう言えばルッキーニそのゴーグル・・・」 ルッキーニの首にかかったゴーグル。それは、元はシャーリーが愛用していた宝物であった。 ルッキーニ「あ・・・そっか・・・これ、シャーリーのだったんだよね・・・ごめんなさい・・・」 ゴーグルを首から外そうとするルッキーニ。 シャーリー「あ~、いいよルッキーニ。それ、確かお前にあげた気がするし。返さなくても、今は新しいのあるしな。」ニッ そう言って、新品のゴーグルのストラップを指先でくるくると回すシャーリー。 シャーリー「でも、一応は宝物だったから、大切にしてくれよな。・・・って、前も言った気がするなこれ・・・」 ルッキーニ「! うん!大切にするね、シャーリー!」 シャーリー「おう!・・・でも、なんでだろうな。さっきから覚えてないのに、覚えてるような・・・なーんか大切なことを忘れてるような・・・」 ルッキーニ「あ、それあたしもだよ、シャーリー。」 シャーリー「だよな~・・・なんだっけな~・・・」 シャーリー&ルッキーニ「う~ん・・・」 シャーリー&ルッキーニ「・・・あ。」 お互いに身に付けたリボンを指さしながら、叫んだ。 シャーリー&ルッキーニ「約束!!」 ---執務室--- 坂本「ミーナ、この資料はどこにしまえばいい?」 ミーナ「ちょっと見せて。・・・アルカナネウロイ・・・?なんのことかしら・・・これは捨てておいていいわ。」 坂本「そうか・・・了解した。」 ミーナ「みんなとも今日でお別れだなんて・・・やっぱり寂しいものがあるわね・・・」ペラッペラッ ミーナは隊員の名簿をめくりながら、懐かしむようにつぶやく。 坂本「ふむ・・・消えるに越したことはないのだが・・・こうも急だと何かと後味が悪いな・・・」 ミーナ「自分の手で決着をつけたかったから、かしら?」 坂本「ああ。できることならば、この手で決着をつけたかった・・・」 ミーナ「美緒・・・変わらないわね、あなたは。」 坂本「人間、そう簡単に変われるものではないさ。それに、わたしは諦めが悪いからな、はっはっは!」 ミーナ「もう・・・あら?」 名簿をめくっていたミーナの手が止まる。 坂本「どうした・・・ミーナ?」 ミーナ「これ・・・この子・・・」 ミーナが坂本に名簿をみせる。 坂本「こいつは・・・確か・・・」 二人の脳裏を断片的な記憶が過る。 ミーナ「!! そうだわ!どうして・・・なんで忘れてたの!?もう!」 坂本「ミーナ、本部に連絡を!!」 ミーナ「ええ!大至急よ!!」 ---基地内廊下--- ここ2週間、サーニャは夢の中に出てきたあの男のことで頭がいっぱいであった。 なぜかは分からない。でも、その男のことを考えるとサーニャの胸に切ない感情が込み上げる。 そんな中サーニャは、意味もなく脚の赴くままに廊下を一人で歩いていた。 エーリカ「あ、サーニャ・・・」 一つの扉の前で、エーリカが立っていた。 サーニャ「エーリカさん・・・」 エーリカ「あれ?サーニャ、いつからエーリカって呼んでくれるようになったっけ?」 サーニャ「え・・・?前からだと・・・思いますけど・・・」 エーリカ「そうだっけ?まぁいっか。・・・って、やっぱりサーニャはここに来るんだね・・・」 サーニャ「?」 エーリカの意味深な言葉にサーニャは困惑する。 エーリカ「にゃはは。ごめん、なんでもないよ。じゃね~」タッタッタ サーニャ「は、はい・・・」 エーリカ(やっぱり、忘れてても心のどこかで覚えてるんだよね・・・彼を好きだったこと・・・) 走りながら、エーリカはそんなことを考えていた。 サーニャ(この部屋・・・) 走り去るエーリカを見送った後、サーニャはエーリカの立っていた部屋の前の扉を見つめる。 そこは、誰もいないはずの空き部屋であった。 サーニャ(前にも、この部屋に入った気がする・・・それも、何回も・・・でも・・・どうしてだろう・・・) サーニャ(エーリカさん、私がここに来るの知ってたみたい・・・多分この部屋に、なにか・・・) 考えるよりも先に手が伸びていた。サーニャはゆっくりとドアノブをひねり、扉を開けた。 ---空き部屋--- 空き部屋である筈の部屋は、なぜか家具が置かれ、どこか生活感を漂わせていた。 まるで最近まで誰かがここに居たように。 サーニャはその部屋を一通り見まわす。 サーニャ(やっぱりこの部屋・・・知ってる・・・) それから彼女は部屋の探索を始める。何かをつかむための、手がかりを探すために。 クローゼットを開ける。中には、同じ軍服が何着かあるのと、扶桑の民族衣装である甚平が2着入っていた。 なんとなく気になったベッドの下を見てみる。 サーニャ「!!///」 そこには男のバイブルが一冊隠されていた。気になって、中身を除く。 サーニャ「~~~~~~~~~!!///」サッ すぐに元の場所に戻した。 しばらくして落ち着きを取り戻し、それから机を見る。 サーニャ「これ・・・」 机の上には、写真立てと何枚かのネコペンギンの便箋が散乱していた。その上に一つ、その便箋を使った手紙が置かれている。 手紙の宛名には『サーニャへ』と書かれていた。 サーニャ(私あての・・・手紙・・・) よくわからないまま、恐る恐る手紙を開いてみる。 『サーニャ』へ 君がこれを読んでいるって事は、俺はまた勝手にどこか行っちゃってるか、多分、死んじゃったんだと思います。 というより、俺のことなんかもう忘れてるかもしれないんですよね。もし覚えていないなら、こんな手紙はゴミ箱に捨てて、どうか忘れたままにしてください。 その方が、きっと幸せでいられると思います。 でも、もし覚えてくれているなら、もう少しだけ読んでくれるとうれしいです。 そこで捨てることはしなかった。サーニャは読み続ける。 俺は、君に謝らなくちゃいけないことがあります。 はじめに、君に選んでもらったこの便箋、親父に手紙を書くために使うはずだったんだけど、結局何書けばいいか分からなくて、使わずじまいになっちゃいました。 今こうして遺書みたいに使ってしまって、ごめんなさい。 2つ目は、また勝手に消えてごめんなさい。どういう事情で消えたか、書いている今じゃわからないけど、多分勝手な無茶をやらかしたんだと思います。 3つ目は、約束を守れなくてごめんなさい。桜を見に行く約束も、君とエイラと一緒に、君のご両親を探す約束も、君の目の前から消えてしまった今じゃ果たせなくなっちゃいました。 最後は、君を幸せにしてあげられなくてごめんなさい。結局口だけで、俺、君を幸せにすること、何一つやってあげることができませんでした。そればかりか、逆に俺は君に辛い思いをさせてばかりでした。 本当にごめんなさい。 読み進めるうちに、なぜか涙が込み上げてきた。それでもサーニャは読み続ける。 なんだか謝ってばかりだけれど、君と一緒にいる間、俺は、本当に幸せでした。 君と出会って、毎日を一緒に過ごして、そんな中で君の笑顔が見れたときは、なんだか俺も嬉しくなって、そんな君から、俺はたくさんの元気と、勇気をもらいました。 いつしか君を好きになって、君と恋人になれてから、君を幸せにするために生き続けようって思えました。君は、俺に生きる意味をくれました。 出来ればもう一度君に会って、たくさんありがとうを言いたいです。 本当にありがとう。サーニャ。君と出会えて、本当に良かった。 あまり長くてもなんなのでこのくらいにしておきます。 最後に、ずっと言いたかったけど恥ずかしくて言えなかったことがあるのでここに書きたいと思います。 そして、そこに書かれた言葉が、彼女の心のせきを切り、 愛してます。 世界で一番、お菓子や他の俺の好きなどんなことよりも、君のことを。 サーニャは泣き崩れた。 涙があふれて止まらない。嬉しくて、でも、寂しくて・・・ごちゃごちゃになった感情がサーニャを苦しめる。 さよならは言いません。きっと、生まれ変わって、もう一度会えると信じています。 また、会いましょう。 『俺』より サーニャ「俺・・・おれっ・・・」ポロポロ ようやく全てを思い出した。自分が大切に思っていた青年の名を。その青年と歩んだ一年間のことを。 ぽたぽたとこぼれ落ちる涙が手紙を濡らしてゆく。サーニャは手紙を抱きしめるようにして、その場にうずくまる。 エイラ「サーニャ・・・?」 その声に振りかえれば、後ろにはエイラが立っていた。 エイラ「サーニャ・・・泣いてるのカ・・・?」 サーニャ「エイ・・・ラぁ・・・」 ギュッ サーニャはエイラにすがるように抱きついた。 サーニャ「グスッ・・・俺が・・・俺が・・・いなくなっちゃった・・・」ポロポロ エイラ「俺・・・?」 ふと、机の上の写真立てに目がいく。自分とサーニャの隣で歯を見せて笑う青年の姿がそこには写っていた。 エイラ「!! 俺・・・くっ・・・!」ギュッ エイラはサーニャを強く抱きしめる。サーニャはその腕の中で、しばらく泣き続けた。 ―――――――――――――― ―――――――― ―――― 仲間たち全員が『俺』と、一年間の記憶を取り戻した。しかし、その後俺の捜索を願い出るも俺の行方が分かることはなかった。 その後、ストライクウィッチーズは解散。 各々は母国へ戻り、原隊に復帰するはずであったが、ミーナの計らいにより、かねてより約束していた花見をするため全員が船に乗って扶桑へ向かう事となった。 ~2か月後~ 世界に、本物の平和が戻った。ネウロイの突然の消滅に各国はイニシアチブの掌握に失敗。 結局どの国も覇権を握ることなく、第二次ネウロイ大戦は終息していった。 だが、人類はネウロイ出現の前例を受け、機械化航空歩兵と機械化装甲歩兵の部隊を解散させることなく、新たな怪異の出現に備えていた。 更には国と国とが結託し、新たな技術開発もすすめられていた。世界は、以前よりも他国間の結束をより強めていたのであった。 そんな平和になった扶桑の桜の木の下で、ストライクウィッチーズの隊員全員があつまり、花見を行っていた。 ミーナ「これが、桜・・・」 リーネ「うわぁ・・・」 ひらひらと舞い落ちる桜。その美しさは国境を越えるようで、皆が感嘆の息をもらす。 そんな彼女たちは軍服から私服へと衣を変えていた。その姿がこの世界の今の平和を象徴しているようでもあった。 サーニャ「・・・・・」 サーニャは白いワンピースに身を包んでいた。あれから伸びた髪は、ピンク色のリボンでポニーテール状にまとめられている。 俺から受け取ったままの、あのリボンで。 坂本「さ、飲めみんな!酒はここにあるからな。」 芳佳「おつまみも作ったので、よかったらつまんでくださいね。」 酒を酌み交わし、宮藤の用意したつまみを食べる。 本来ならば皆が団欒に花を咲かせ、笑い声の一つでも起きるはずなのだが、いまいち盛り上がりに欠けていた。 シャーリー「なんだ・・・もりあがんないなぁ、みんな・・・」 ゲルト「お前一人で盛り上がっていればいいだろう、リベリアン・・・」 シャーリー「んだよ~こういう時は飲んで騒いで何ぼだろ?ほらほら!」 坂本「そうだぞ、みんな。これでは酒を用意した意味がまるでないじゃないか。」 ペリーヌ「ですが・・・少佐・・・」 エーリカ「みんな、俺がいなくなっちゃったから遠慮してんだよ。自分たちだけで盛り上がっていいのかなってさ。あ、この芋ウマー!」 坂本「まぁ・・・確かに飲んで騒ぐような気分ではないのかもしれんが・・・」 ルッキーニ「・・・・・」 サーニャ「俺も・・・」 全員『?』 サーニャ「俺も、みんなが笑ってくれていたら、きっと喜ぶと思います。」 エイラ「サーニャ・・・」 ミーナ「・・・そうね。彼もきっと、それを望んでるはずね。せっかく宮藤さんと美緒が用意してくれたんだもの。いただきましょう、みんな。」 エーリカ「早くしないとこのお芋、私一人で食べちゃうからね~」 芳佳「ほら!早くしないと肉じゃがハルトマンさんに食べられちゃいますよ!みんな!」 サーニャ「あむっ・・・」モグモグ ゴックン サーニャ「これ、すごくおいしいわ。エイラ。」 エイラ「そ、そっか。じゃあいただくんダナ。」 ミーナ「私もいただくわね。」 ゲルト「お前だけに独占されてたまるか。あむっ。」 サーニャを口火に皆が手を付け始める。次第に会話が始まり、いつしか笑い声が起るようになった。 シャーリー「だーっはっはっは!そんなこともあったなぁ!」 ゲルト「ぐっ・・・くぅ・・・///」 芳佳「そんなことが・・・」 ペリーヌ「なんだか意外ですわね・・・」 エーリカ「トゥルーデ、顔真っ赤だよ。かわい~」 ゲルト「う・・・うるさいっ!///」 思い出話や、 ミーナ「そう・・・あなた達はサーニャさんのご両親を探しに行くのね。」 エイラ「ああ。あと、俺も探すんダ。一緒に。ナ。」 サーニャ「うん。」 リーネ「きっと・・・きっと見つかるよ。お父さんとお母さんも、俺さんも・・・」 サーニャ「ありがとう、リーネさん。」ニコッ エイラ「リーネはどうするんダ?」 リーネ「私は、ペリーヌさんと一緒に復興のほうを・・・」 これからのそれぞれの将来の話。 ようやく花見らしい光景になり、その場はいつもの彼女たちらしい雰囲気に包まれていた。 ふとサーニャが桜の木を見上げる。 サーニャ(俺・・・俺が言った通り、桜、とっても綺麗よ・・・でも・・・できたら・・・俺も、一緒に・・) 木は風に揺らぎ、花びらがそれを受けて舞い落ちる。サーニャは手のひらで舞い落ちてくるそれを迎える。 サーニャ「?」 ふと、彼女の手のひらに、桜の花びらに交じって、一本のリボンがあることに気付く。 自分の身に付けていたリボンが落ちたのだろうか。サーニャは髪を触って確認する。 サワサワ 違う。髪は結ばれたままだ。他の者を見渡す。 サーニャ(みんな・・・ちゃんとつけてる・・・) 誰もリボンを落したような者は居なかった。サーニャは風の吹いていた方向を見据える。 サーニャ(・・・・・) なんとなく、直感でしかなかった。それでもサーニャは向こうに自分が想いつづけたあの人がいる気がしてならなかった。 スクッ エイラ「ん?サーニャ?」 サーニャ「いる・・・」タッタッタ エイラ「あ、おい!サーニャ!うわっ!」 少し酔いのまわっていたエイラは姿勢を崩してしまう。ポケットにしまっていたタロットカードが一枚こぼれ落ちてしまった。 エイラはそのカードをめくる。 ペラッ エイラ「死神・・・でも、逆位置・・・」 死神の逆位置。その意味は、 エイラ「再生と、新たな出発・・・」 サーニャが走り去ると同時に、彼女たちの元に別の人物が訪れた。 ?「芳佳。」 芳佳「はい。・・・えっ・・・?」 坂本「! あ、あなたは!!」 芳佳の目の前にはメガネをかけ、茶色のコートを纏った優男が一人。 ミーナ「嘘・・・」 エーリカ「あれ・・・この人、もしかして・・・」 ルッキーニ「だれ?」 見紛うはずもない。その人物は・・・ 芳佳「あ・・・あぁ・・・」 一郎「大きくなったね、芳佳。」ニッコリ 芳佳「お父さん・・・おとうさああぁぁん!!」バッ ―――――――― ―――― ―― ♪サーニャの歌 サーニャ「はぁっ・・・はぁ・・・」タッタッタ 木々の間を抜け、俺の姿を探す。 サーニャ(俺・・・どこ?どこなの?) 彼女は捜し続ける。やがて、少し丘になっている広場へと出た。 その丘の頂上に、一本の桜の木が立っていた。サーニャはそこを目指して歩く。 サーニャ「・・・・・」キョロキョロ やがてたどり着いた桜の木。しかし、俺の姿は見えない。 サーニャ「!」 幹の後ろに人の足が見える。サーニャゆっくりと幹の裏へと回る。 白髪の青年「・・・・・」 そこには、一人の青年が幹を背にして目を閉じていた。 間違えるはずもない。思い出して以来、片時もその青年を忘れたことなどなかった。 ずっと自分が大切に思い、愛し続けた彼。そう、まぎれもなくその青年は、 サーニャ「俺・・・」 ようやく見つけた・・・サーニャは俺の目の前で膝をつき、左の手を取り、頬へ寄せる。 手は冷たく、まるで死んでしまっているようだった。 俺「・・・・・」 サーニャ「・・・・・」 ピクッ… サーニャ「!!」 ふと、指先が動いた気がした。 俺「・・・う・・・ぅん・・・」 次第に手に温かみが戻って来る。 俺「あ・・・」 俺が目の前のサーニャに気付く。それからにっこりとほほ笑むと、彼女の頬をゆっくりと撫ではじめる。 サーニャ「っ!!」ダキッ 俺「うおっ!」 サーニャは俺の胸にすがりつく。俺はそんなサーニャの頭を撫で続けた。 俺「ちょっと・・・苦しいっス・・・」 サーニャ「・・・・・」ギュゥゥゥ~ 俺「さ、サーニャ・・・」 サーニャ「ずっと・・・ずっと会いたかった・・・寂しかった・・・」 俺「そっか・・・ごめんなさい、寂しい思いをさせて。」 サーニャ「・・・ただいまは・・・?」 俺「あぁ・・・うん・・・えと・・・」 俺「ただいま。サーニャ。」ニッ サーニャ「うん・・・おかえりなさい・・・俺・・・」ニコッ 笑顔と同時にサーニャの頬を涙が伝う。 ようやく出会えた二人。もう二度と離れぬよう、二人はしっかりと手を握りあい、寄り添う。 指は、離れないようにしっかりと絡め合って。 俺「涙、止まったっスか?」 サーニャ「・・・・・」コクッ 俺「よかった・・・それで、みんなは?どうしてるっスか?」 サーニャ「・・・みんな、別の場所でお花見してるわ・・・後で一緒に行こう?」 俺「あぁ、うん。そうっスね。あと、ご両親は見つかったっスか?」 サーニャ「ううん・・・まだ探しに行ってない・・・俺も一緒に行くって、約束したから・・・」 俺「あ、そっか・・・俺のせいで・・・ごめん・・・」 サーニャ「俺のせいじゃないわ。扶桑を通ってオラーシャへ帰るって、前から決めてたから・・・」 俺「そっスか・・・」 サーニャ「それより・・・今まで、どこいってたの?」 俺「えと、ちょっと地獄まで・・・で、閻魔さまに裁かれそうになったんでビビッて逃げてきたっス。」 サーニャ「真面目に聞いてるの・・・」ムゥ 俺「あはは・・・まぁ、いろいろと・・・」 サーニャ「もう・・・」 俺「ごめんなさい・・・と、そうだ。桜、どうっスか?綺麗でしょ?」 サーニャ「うん・・・とっても綺麗・・・見てると、心があったかくなるみたいで・・・」 俺「・・・桜って、他の花と違って上じゃなくて、下を向いて咲くんスよ。それこそ、みんなを見守るみたいに・・・」 サーニャ「・・・・・」 サーニャは木を見上げる。確かに、桜の花は下へ向いていた。 俺「それで、時期が来るとすぐに散っちゃって、でも、それがすごく綺麗なんスよ。例えがちょっと悪いかもしれないけど、俺、桜とウィッチって似てると思うんス。」 サーニャ「どうして?」 俺「ウィッチって、ある程度年齢が来ると飛べなくなっちゃうじゃないっスか。桜も時期が来たら散っちゃうんス。」 俺「でも、咲いている間はすごく綺麗で・・・ウィッチも桜みたいに、綺麗で、空からみんなを見守り続けて、たくさんの人を笑顔にするために戦う。それで、魔力がなくなると、役目を終えて引退していく・・・それこそ、桜が散ってしまうように・・・」 俺「俺、そんな桜みたいなウィッチに、男だけど憧れてて・・・俺もこんな風にかっこよくなりたいなって思って・・・魔力があるって分かった時、すぐにウィッチになろうって決めたんス。」 サーニャ「そうなんだ・・・」 俺「まぁ、俺も・・・もう散っちゃいましたけどね。」 どこか含みのあるその言葉にサーニャは一瞬戸惑う。 よく見れば、俺はメガネをかけていない。にもかかわらず、使い魔の耳と尾が出ていなかった。 サーニャ「メガネ・・・どうしたの?」 俺「ん?ああ・・・俺、魔力無くなっちゃったんスよ。だから、もうこいつはいらないんス。」 胸ポケットからメガネを取出し、くるくると回す。 サーニャ「そう・・・なんだ・・・」 俺「マルセイユ大尉に次会ったらどうしたらいいんスかね。もう勝負できないなんて言ったら怒られるかも。」 サーニャ「ふふっ・・・そうね。」ニコッ 俺「だから・・・よっと。」カチャリ サーニャ「ん。・・・?」 持っていたメガネをサーニャにかける。 俺「ははっ、すっげぇ似合ってるっス。可愛いっスよ。」 サーニャ「・・・///」 俺「あ、そうだ・・・そういえば・・・」 俺が自分の右腕を触る。そこにはリボンがまいてあるはずだった。だが、 俺「あれ・・・?ない・・・ない!」 サーニャ「どうしたの・・・?」 俺「リボン・・・君から預かってたやつ・・・失くしちゃったみたいっス・・・」 サーニャ「・・・ううん、失くしてなんかないわ。さっき、ちゃんと返してもらった・・・」 サーニャは握っていたリボンを見せる。 俺「そ、そっスか・・・よかった・・・」 サーニャ「だから、こっちは俺に・・・」スルッ サーニャは髪に結んでいたリボンをほどき、俺へと手渡す。俺はそのリボンを受け取る。 俺「・・・戻ってきたんスね・・・俺・・・」 手元のリボンを見ながら、俺がつぶやく。 サーニャ「うん・・・」 俺「・・・・・」グッ リボンを握りしめる。同時に俺の表情がすこし陰る。 サーニャ「俺・・・?」 俺「・・・サーニャ・・・君は、俺といて幸せでしたか・・・?」 サーニャ「・・・どうして・・・そんなこと聞くの・・・?」 俺「・・・俺、君を幸せにするって言ったくせに・・・全然、君を幸せにしてあげられた気がしないんス・・・むしろ、君を泣かせてばっかで・・・」 俺「・・・俺、たぶん・・・これからも君を不幸にしてしまうと思うっス・・・サーニャ・・・やっぱり・・・」 サーニャ「ダメ・・・」 その言葉の先を察したように、サーニャが呟いた。 俺「え・・・?」 サーニャ「どうして・・・離れようとするの・・・?俺は・・・私と一緒は嫌になった・・・?」 俺「違う・・・そうじゃない!俺はずっと君に幸せでいてほしい・・・君に、苦しい思いをしてほしくない・・・だから・・・」 サーニャ「なら、離れないで・・・っ!わたしは、俺と離ればなれの時が・・・一番、つらいから・・・」 俺「サーニャ・・・」 サーニャ「わたし、俺としたいこと、まだたくさんあるわ・・・」 サーニャ「またお祭りにいきたい・・・この素敵な桜もまた一緒に見たい・・・お父様とお母様も一緒に探してほしい・・・」 サーニャ「それに――」 それは、俺にとって思いがけない言葉だった。 何度も離れ離れになって辛かった。でも、もう離れたくない。これから先もずっと、この青年の側にいたい。 そんな一途な想いから生まれた願いが言葉となって告げられる。 サーニャ「俺と、本当の家族になりたい・・・」 俺「本当の・・・家族・・・?」 その言葉だけでは、俺は意味をとらえられなかった。 彼女は気恥ずかしそうに、この鈍感な青年に言ってあげた。 サーニャ「だから・・・俺のお嫁さんに・・・なりたい・・・の・・・///」 言葉が後半になるにつれ、サーニャの声が消え行ってしまいそうなほど小さくなる。 俺「・・・お嫁さん、って・・・俺・・・今、プロポーズされ・・・た・・・?」 サーニャ「・・・///」コクッ 俺「・・・・・」 サーニャ「お・・・俺・・・?」 俺「・・・ホントに・・・本当に・・・俺なんかでいいんスか・・・?俺、平気で約束破っちゃうような男っスよ・・・?それに、俺より素敵な人なんか、世の中いっぱい・・・」 サーニャ「うん・・・わかってる・・・俺は約束を破るし、すぐにどっか行っちゃうし・・・黙って、え・・・えっちな本、隠してるのも・・・」 俺「っ!・・・あれは・・・その・・・」 サーニャ「・・・それでも俺がいい・・・わたしは、俺の側にいたい・・・この先もずっと・・・」 俺「・・・・・」 俺「・・・そっか・・・ははっ・・・なんか・・・すげぇ嬉しいっス・・・」ツー 頬を、自然に涙が伝う。 サーニャ「俺・・・」スッ サーニャの指が俺の涙を拭った。 俺「あぁ・・・ごめん・・・なんで泣いてるんスかね、俺・・・」 サーニャ「俺・・・お返事、聞かせて・・・」 一呼吸おいて、サーニャの瞳を見つめながら俺は答えを返す。 俺「・・・俺も、サーニャとこの先もずっと・・・一緒にいたいっス。君と、幸せになりたいっス。」 サーニャ「じゃあ・・・」 俺「今度こそ、俺の一生をかけて君を幸せにしてみせます。もう絶対に、君を1人になんかしないっス。だから、サーニャ・・・」 俺「これからもずっと、俺の隣にいてください・・・」 サーニャ「はいっ・・・」ニコッ 笑顔を見せると、サーニャが抱きついてきた。それに、俺も抱擁を返す。 もう、二人を別つものは何もない。目の前の幸せを二度と放すことの無いよう、二人は体を寄せ合った。 サーニャ「俺・・・」 俺「はい・・・」 サーニャ「愛してる・・・」 俺「!」 俺の胸に顔を預けたままサーニャが呟いた。 俺「サーニャ・・・」 サーニャ「俺も言って・・・お手紙に書いてあったこと・・・俺の気持ちが、本当なら・・・」 俺「手紙・・・?」 サーニャ「俺の机に置いてあった・・・」 俺「あ、あぁ・・・あれ、読んじゃったんスか・・・」 サーニャ「お願い・・・聞かせて・・・」 俺「・・・うん・・・わかったっス。」 彼女の瞳をやさしく見つめながら俺は告げる。 それは、ありきたりで月並みな言葉かもしれない。 けれど、その言葉にたくさんの想いを籠めて俺は伝える。 世界よりも大切で、大好きで、愛おしいこの少女に。 俺「愛してます・・・君のこと、世界で、一番・・・」 サーニャ「うん・・・私も・・・愛してる・・・」 それから、特に示し合せることもなく二人は指を重ね、唇を寄せ合い、 チュッ… そのまま唇を重ね合わせた。 長く、長く―― 今まで離れていた時間を埋め合わせるように。 お互いの愛がもう二度と、離れてしまわないように。 やがて二人の唇が離れた。 後になって照れくささがやってきて、お互いに少し目を伏せてしまう。 それでも視線が交り、少しもじもじしながらも、二人は微笑みを交わした。 俺「あ・・・」 見上げれば、桜の花びらに混ざって、いつか見た青い蝶が二人の周りを舞っている。 どこか幻想的に見える景色に二人は見とれる。 サーニャ「綺麗・・・すごく・・・」 俺「うん・・・綺麗っスね・・・」 穏やかな景色の中、二人は寄り添い続ける。 俺(なんだろう・・・すごく満たされた気分だ・・・こんなに幸せなのは久々かな・・・) 隣には愛する少女がいて、周りには桜の舞う鮮やかな景色が広がる。 少女の顔を覗く。気づいた少女が一瞬こちらを向き、にっこりと、心からの笑顔を見せてくれた。 俺もそれに微笑みを返した。それから二人はもう一度空を見上げる。 やがて、安心したせいか、溜っていた疲労が今頃体を覆い、眠気がやってきた。 俺(なんだか眠いな・・・ふわふわするみたいだ・・・) 体が浮いてしまいそうな感覚。心地よくて、幸せな気分だ。 俺(ははっ・・・魔力無くなったのに今なら飛べそうだな・・・まってくれよ俺も・・・一緒に・・・) 俺は宙を舞う青い蝶へ、ゆっくりと手を伸ばす。 そして―― 「ありがとう・・・サーニャ・・・」 トサッ… サーニャ「? ・・・俺?」 俺「・・・・・」 見れば、サーニャの肩に俺が寄りかかっている。腕は力なく地にうなだれていた。 サーニャ「・・・寝ちゃったの?・・・ふふっ・・・疲れちゃったのね・・・」 サーニャは俺の頭をゆっくりと自分の膝元に置く。 サーニャ(ずっと・・・がんばってたのよね・・・今はゆっくり休んで・・・私はずっと、俺の側にいるから・・・) 俺「・・・・・」 サーニャ「愛してる・・・」 そうつぶやき、サーニャは―― 眠る俺の唇に、そっと口づけを落した。 穏やかな春の日差しの中、サーニャの膝元で俺は眠る。 彼女はそんな俺を見守りながら、彼が安心して眠り続けられるよう、優しい声で歌い続けた・・・ 俺の腰のホルスターには銃ではなく、一本の鍵が入っていた。"Memento mori"と刻まれていたはずのそれには、今は別の言葉が刻み込まれていた。 その言葉は、 Carpe diem (今を生きろ) ED ♪キミの記憶~Persona Music Band Arrange~
https://w.atwiki.jp/personaxpersona/pages/40.html
白鬼院 夏樹 「白鬼院 夏樹、えーっと、18歳!こんなんでも一応最上級生だよ!」 プロフィール PL EL イメージBGM 基本プロフィール 名前 白鬼院 夏樹 アルカナ 運命 年齢 18 性別 男 身長 176cm 体重 60kg 誕生日 7月2日 職業 高校生 好きなもの 正義の味方 運動 誰かの笑顔 苦手なもの 構ってくれない人 じっとしてること 所属 私立星霜学園 備考 生徒会書記 戦闘プロフィール ペルソナ パーシヴァル アルカナ 運命 特性 得意(能力) 運 不得意(能力) 魔 得意(属性) 射撃 物理 不得意(属性) 祝福 念動 物理 無効 射撃 耐性 火炎 - 氷結 - 電撃 - 疾風 - 念動 弱点 核熱 - 祝福 弱点 呪怨 - 略歴 年齢 出来事 - 生誕。 現在。 概要 常にニコニコ笑顔の正義の味方を夢見る青年 感情豊かだが、周りを観察し合わせることが得意な面倒見のいいお兄ちゃんタイプ 行動力、意志、責任感や正義感の強さは一級品で、自分のことより他人を優先する 人によっては使い分けるけど、ボディタッチ多めの人種でもある 成績も運動神経も悪くなく、そこそこ何でも出来るのに部活には所属していない 体育の時間がというか運動が大好きで、剣道とか柔道などの武道系の授業の時は特に張り切って全力で楽しんでいる 弟二人と妹の計4人で住んでおり、皆仲良しの声爆音元気兄弟 常につけてるアクセサリーはドックタグで、とある人から貰った思い出の品。 いつもはシャツの下に隠しているが、偶に無意識に指先で弄っている様子が見られることも。 ギフトアビリティ Ⅶ.運命/パーシヴァル ランク アビリティ名 種別 効果 1 アルカナバーストⅠ《運命》 戦闘 [ペルソナ合体]時に、合体結果のペルソナのアルカナが《運命》のとき、得られる経験値を1.2倍する。 2 アルカナバーストⅡ《運命》 戦闘 [ペルソナ合体]時に、合体結果のペルソナのアルカナが《運命》のとき、得られる経験値を1.4倍する。 3 事件知識 探索 最近起きた事件・事故などを調査・整理する際の《知識》の判定に+2する。この効果は、《脳内図書館》の効果と重複する。 4 アルカナバーストⅢ《運命》 戦闘 [ペルソナ合体]時に、合体結果のペルソナのアルカナが《運命》のとき、得られる経験値を1.6倍する。 5 追撃 戦闘 《ワイルド》の攻撃で[ダウン]が発生しない場合、[(自身のアルカナコミュのランク)×3%]で追撃を行う。 6 守護の献身 戦闘 《ワイルド》が[戦闘不能]になる攻撃を受ける際、間に入ってダメージを肩代わりする。 7 アルカナバーストⅣ《運命》 戦闘 [ペルソナ合体]時に、合体結果のペルソナのアルカナが《運命》のとき、得られる経験値を1.8倍する。 8 アルカナバーストⅤ《運命》 戦闘 [ペルソナ合体]時に、合体結果のペルソナのアルカナが《運命》のとき、得られる経験値を2倍する。 9 強奪 戦闘 《ワイルド》が近接攻撃を当てた際、[《運》%]で、敵からアイテムを入手できる。強奪するアイテムは会話交渉によって取得できるアイテムと同じ。この効果は1戦闘中1回のみ、効果が発動する。 10 ??? ?? 契りが真に迫るとき、力は覚醒するだろう……。 コミュニティ 名前 内容 和泉 咲(腐れ縁の幼馴染) 「咲、合法ロリって言葉知ってる…?」 コミュランク ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(RANK1) セリフ 「笑う門には福来るってゆーじゃん?どんな時でも笑いなさいって、うちの家訓なんだよねー。」(*'▽') 「俺の秘密?そんなんないって。っていうか…あるように見える?」(。´・ω・)? 「ね、俺のことどう思ってる?お前の素直な気持ちが聞きたいな~」(/・ω・)/ 「さて…ぼちぼち仕事を始めようか」(-_-メ)